第22回 井上直久 絵画展
Michika.の会田千里です。
池袋 東武百貨店で行われていた、第22回 井上直久 絵画展に、高校の同級生と行ってきました。
配布されていたポストカード。
初めて見るのに心惹かれる景色、懐かしい人、その姿を求めて50年経ったという井上先生。
本当にその通り、絵を見るとどこか懐かしいのです。
見たことがあるわけではないのに、その不思議な世界の絵を見ると、涙が出そうになるくらい郷愁を感じるファンタジー。
何故だかいまだに分かりません。
私が初めて先生の絵を見たのは、中学の教科書でした。
表紙になっていたその絵には、キラキラと輝く色とりどりの宝石たちと、そこに佇む美しい女性がいました。
背景には壮大な青い星々があり、この世界ではない宇宙を感じることが出来ます。
私は一目で大好きになりました。
いまだにその中学の教科書を捨てられずにいます。
今は引っ越しの準備中で、写真に写せないのが残念ですが…。
個展ではサイン会が行われていたため、既に所有していた本と、新たにもう一冊画集も買ったのですが、残念ながら時間切れでサインを頂けませんでした。
仕方ないですね。
でもそのかわり、井上先生のギャラリートークはしっかりと聞けましたよ。
外的偶然性と、内的必然性。
先生の絵作りにあたってのお話が聞けたのは、とても良かったです。
偶然出来た形から、これが見えるあれが見える、と絵を描いていく井上先生。
先生の絵には計画書など無いのです。
ですが、内的必然性、心の中にあるイバラードという世界がその絵を導くのです。
帰りは百貨店内のおしゃれなカフェで、同級生とお茶をしました。
お茶と言いつつ甘いものを食べてしまう笑笑
夕方頃になると、各テーブルにランプが配られ、とても温かな気持ちになりましたよ。
お読み頂きありがとうございました。
Michika. 会田千里